為替予約の利用方法
為替予約の利用方法についてですが、まずは為替予約について簡単にお話してみましょう。為替予約とは、将来の通貨の種類、金額、為替相場、取引の時期(3か月後や6か月後など)などの取引条件を決め、為替の売買契約をすることを言います。為替予約の特徴として、取引の時期が来たらその時点の相場がいくらであっても関係なく、契約時に決めた相場で決済をします。為替予約をする理由としては、為替相場は絶えず変動しているので、為替予約をしなければ満期時まで外貨預金の円での価値が確定しないからです。そこで為替予約をしておくことにより、為替変動リスクを回避することができるからです。そこで今回は、為替予約の利用方法について少しお話をしてみようと思います。
為替予約の利用方法ですが、先物相場は金利裁定の理論に基づいて、取引通貨間の金利差から求められます。現在の米ドルは円預金に比べて金利が高く、この場合先物相場は直物相場に比べ金利の高い通貨であるドルの価値が低くなります。また、解約相場は預入相場から手数料分だけ悪い相場になっています。このため預入と同時に先物予約をすると、為替の差損を確定することになります。先物予約は、預金預入期間中に為替相場が円安になり、予約相場で為替差益がでる水準になった際に検討し、為替差益を確定したい場合に予約締結の契約を結びます。なお、一度取組んだ為替予約は取消が一切できません。