為替レートの相場制
為替レートの相場制ですが、各国通貨間の為替レートのうちで、国際的な金融取引や貿易の決済に利用されることが最も多いアメリカドルとの為替レートは、最も重要視されています。そこで今回は、為替レートの相場制についてのお話をしてみようかと思います。
為替レートの相場制については、基準となる通貨とその相手通貨によって、変動相場制と固定相場制の2通りの方式が存在します。先進国の通貨の多くは主に変動相場制を利用しています。需要と供給の関係で、日々の異なる比率で取引されています。テレビや新聞でもアメリカドルの為替レートは表示されていますよね。途上国ではドルとの間で固定相場制を維持する傾向が強かったのですが、通貨危機への脆弱性から相次いで変動相場制へ移行していきました。一方では、欧州で諸通貨間のレート変動を次第に抑制し共通通貨ユーロを誕生させました。そのためユーロは、国境を越える最も強力な固定相場制を実現したことになります。確かにユーロが登場したときには驚いたものです。個人的にはヨーロッパ旅行をしたときに、国を移動するたびに通貨を両替する手間が大変だった思いでもあるので、ユーロだけで旅行が出来ると想像すると、とても便利なことです。