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為替相場の変動相場制

為替相場には固定相場制と変動相場制があります。今回は為替相場の変動相場制についてお話してみたいと思います。為替相場の変動相場制とは、為替相場を外国為替市場における外貨の需要と供給の関係に任せて自由に決める制度です。変動相場制は、フロートあるいはフロート制とも言います。

1971年12月にアメリカのニクソン大統領は、自国のドル流失を防ぐために通貨の多国間調整として金1オンス=35ドル→38ドル、1ドル=360円→308円に切り上げをおこない、固定相場制の維持が行われたが、このスミソニアン体制は長続きせずに、1973年2〜3月に日本を含む先進各国は相次いで変動相場制に切り替えました。変動相場制は1976年1月ジャマイカのキングストンで開催されたIMF暫定委員会で承認されました。そのため、これをキングストン体制といいます。

変動相場制は日本の江戸時代にもありました。ちなみに江戸時代の金と銀についてですが、江戸では金が通貨として用いられ、大阪では銀が通貨として用いられていました。更には補助貨幣として銅貨がありました。これは田沼意次が固定相場制に変更するまで、その関係は変動相場制でした。また江戸時代は米も通貨のような役割を果たしていたため、通貨制度はかなり複雑なものになっていたようです。

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