為替予約のメリット
為替予約のメリットについてですが、まず為替予約について簡単にお話をしてみます。為替予約とは、一定の期日に一定の金額をその時点の為替相場とは無関係に一定価格で、為替取引を行う売買契約のことです。そのため為替予約は、いわゆる先物取引の一種とされています。為替予約は、為替レートの変動によるリスクをヘッジするために利用されることが多いようです。この為替予約は輸出・輸入業務を事業とする企業などが為替変動のリスクを低減させる為に行うもので、輸出予約と輸入予約と2種類があるのだそうです。では為替予約のメリットとデメリットについてお話してみましょう。
為替予約を行なうメリットとしては、現時点で将来の米ドル建債務の決済相場を確定することができることと、日本の金利に比べて米国の金利が高いため、先物予約相場は米ドルディスカウントが大きく、現在の直物相場よりも円高となることです。
逆に為替予約を行なうデメリットとしては、現時点で将来の米ドル建債務の決済相場を確定してしまうため、仮に円高になった場合でもその恩恵を享受することができません。例えば3か月後のTTS相場が110.00円になった場合には、為替オープンに比べて9.00円の円安水準で決済しなければならなくなってしまいます。